障がいのある人の未来を考える会とは?

この会は、千葉県北総地区に“ 18歳からの障がいのある人の未来の可能性を広げる学びの場 ”を増やすための活動をします。
その中で、将来、障がいがあっても社会の一員として共に生きていくことの大切さを知り、たくさんの学びを通して自分磨きをする機会が必要だということを多くの人に伝え、理解者を増やしていくことを目的としています。


知的障がい・発達障がいのある子供たちは、ゆっくりだけど着実に成長している。
しかし、特別支援学校高等部に通っている子供たちは、卒業しすぐに社会に出て働くという道がほとんどです。
18歳以降の学びの機会は皆無に近く、障がい特性を持ち、成長途中であるがゆえ、卒業後、世の中と自分とのバランスが崩れ、自信を失って離職してしまうことがめずらしくないのです。
“ゆっくり成長するからこそ、青年期に仲間と一緒に過ごす喜びを知り、悩んだり失敗しながら自分自身で自分の良さや課題をみつけ、社会性を身につけ成長するための「学び」が必要では?”と考えていた時、福祉型カレッジのことを知りました。

なんらかの生きづらさを抱えた子供を育てていると、世の中のスピードがより早く感じる。
もう少し、時間があれば…。もう少しじっくり取り組めたら…。きっと、今よりもっと自信が持てて、楽しくて、未来が明るくなる!
人は知らないことを知ると、嬉しくなる。そういうのもありなんだ!って、新たな選択肢が広がり、ワクワクする。
ワクワクするって、生きていく上でとっても大切!そして、それを共有出来たら未来はきっと明るくなる!
そんな思いから、この会を立ち上げ活動していくことを決めました!


会発足後、初となる試みは、自分たちが暮らす地域で 知的障がい・発達障がいのある人の「青年期の学び」についての講演会の開催でした。定員数を大幅に超えるお申込みいただき、急遽定員数を増やし200名規模の講演会を実施することができました。
そして、2024年4月「ゆたかカレッジ成田キャンパス」が開校しました!
今後もゆたかカレッジをはじめ青年期の学びの場を増やす活動を、みなさんにご意見やご協力をいただきながらしていきたいと思っています。

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